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悦子たちの海、艇庫:10K

 原作のモデルとなったのは、松山市内の港山海岸。
 現在も松山東高校、愛媛大学などのボート部の艇庫(ボート倉庫と部室を兼ねた建物)があり、 目の前の海岸では春から秋にかけて出艇するボートの姿が見られる。
 この瀬戸内の海を借景に映画のためのオープンセットを建てようということで、愛媛県沿岸の ロケハンが行われ、今治市に程近い越智郡大西町鴨池海岸が候補地となった。
 鴨池海岸は、地元の人にもさほど知られていない静かな海岸で、沖には島影が夕景に映えてた いへん美しい場所である。
 地元大西町の協力を得て、国立公園内の仮設建築物としての許可を受けることができ、艇庫の 建設が可能になった。
 艇庫はモデルになった松山東高校の歴史ある艇庫にならい、木造2階建ての堂々たる建物にな った。艇庫内のボートやオール、年期の入った建具や小物等は松山東高や、今治の各高校ボート 部の協力により集められた。


ボート大会:10K

 小説で悦子らが出場する県大会規模の試合は、愛媛県の内陸に位置する鹿野川湖で行われる。
 映画では、これも今治に隣接する越智郡玉川町にあるダム湖、玉川湖が選ばれた。
 この湖は、現在今治市内の4つの高校の練習場として、また県下の強化合宿等に利用されるな ど、全国的にも最高位のレベルにある愛媛県のボートの活動の拠点になっている。
 周囲は深い緑に蔽われ、穏やかで静かな湖面を滑るように進むボートが一際映える。
 実際の大会を再現するため、玉川町、今治市のボート関係者の全面的な協力が寄せられた。


悦子の家:10K

 クリーニング屋を営む悦子の家。
 20年前はそれほど遠い過去というわけではないが、クリーニング業も店頭では扱いをするだけ、 という店がほとんどになった。
 家族が揃って家業に関わり、店先ではランニング姿の主人が黙々とアイロン掛けをしている、と いうイメージでロケハンが行われた。
 ロケ場所に選ばれたのは愛媛県南予地方にある大洲市の現役のクリーニング店。
 大洲市は、伊予の小京都と呼ばれるしっとりとした城下町である。


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