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 1966年11月、元<スフィンクス>のリーダーでヴォーカリストのデイヴ平尾(本名・平尾時宗。1945年11月17日生まれ)は、約4カ月にわたるアメリカ放浪の旅から帰国し、スフィンクスと並ぶ横浜の人気バンドだった<ザ・ファナティックス>の元ギタリスト、エディ藩(本名・藩広源。1947年6月22日生まれ)と共に、地元横浜で活動するバンドの中からベスト・メンバーを集め始めた新バンド結成を画策する。
 やがて、平尾と共にスフィンクスのメンバーだったマモル・マヌー(本名・三枝守。1949年6月3日生まれ/ds,vo.)、元<テイク・ファイヴ>のケネス伊東(1946年1月1日生まれ/g)、そのケネスと共にテイク・ファイヴに在籍していたことがあり、その後は<ミッドナイト・エクスプレス・ブルース・バンド>で活動していたルイズルイス加部(本名・加部正義。1948年11月5日生まれ/b)といった顔ぶれが集まり、ここに新バンド<グループ・アンド・アイ>が誕生。本牧のクラブ<ゴールデン・カップ>のレギュラー・バンドとして活動を開始した(当初は<平尾時宗とグループ・アンド・アイ>と名乗っていた)。66年12月のことである。