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映画音楽について:10K

 今回この映画の音楽を担当するにあたって、とくに注意したことは映画の邪魔をするような 音楽にはしたくないということでした。
 私も映画が大好きでたくさんの映画を見ていますが、 映画によってはせっかくのいい音楽でも映画の邪魔をしてしまっている作品もあります。
 竹田 元さんとのユニット(Penguins)で、この映画音楽を創りあげたのですが、本当に必要なところ に音楽を入れること、静と動の印象感という点を心がけ、まるで映画に音楽という香水をふりか けたような感じの作品に仕上げたいという思いでした。
 どうでしたでしょうか今後も、機会が あれば映画音楽をやってみたいと思っています。


がんばについて:10K

 この映画を見て感じたことは、複雑な環境の中で自分を見失いがちな都市生活者にとって、 一服の清涼剤になるような作品だと思いました。
 ロケ現場に行ったときも、自分は日本で都会しか知らなかったので、韓国の地方と同じよう な景色があり、暖かい心を持った人たちがどこの国でもいるんだということを実感しました。
 磯村監督に会って感じたことは本当に清廉な人なんだろうという印象で、監督と会って自分の 音楽についても、彼のようなピュアな気持ちを忘れちゃいけないとあらためて考えさせられまし た。また、外国人の私にも、スタッフ、キャストの人たちも映画に対する愛情がひしひしと感じ られたので、その想いはきっと観客にも伝わることでしょう。
 まさに今の時代に求められている作品だと思います。


主題歌について:10K

 この曲は3年前くらいに作った曲で、どこの国のライブでも必ず唄っていた曲です。
 『オギヨディオラ』とは韓国の舟歌のフレーズで、船を漕ぐときのかけ声のようなもの なのですが、簡単に言うと、どんなにつらいことがあっても、愛する人と一緒ならば乗り越え ていける、さあ一緒に船を漕ぎ出そうという、希望を唄った内容の詞です。
 映画を観ると出演の彼女たちが、その若い時代の希望を身体で唄っているのがわかるはずで しょうし、それは決して単純な「ポジティブ」などという言葉では表現できないものです。
 若い時に考える希望と大人になってから考える希望とは違うようでいて必ず共通点があるは ずです。
 だからこそこの唄は多くの世代の人に聞いてもらいたいと思います。人は誰しも「オギヨデ ィオラ、オギヨディオラ」と生きていくのですから


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