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関野大
(ブー)
松尾政寿
MASATOSHI MATSUO
悦子の幼なじみで、同じボート部に所属する
1996年の「ジュノンスーパーボーイコンテスト」グランプリ
受賞。この作品がデビューとなる。奇しくも田中と同じ福岡
県在住の九州カップルとなった。
安田俊二
(男子ボート部のキャプテン)
本田大輔
DAISUKE HONDA
悦子にボートの楽しさを伝える重要な役どころを演じる彼は、
この作品がデビューとなる期待の新人である。実は、俳優・
本田博太郎氏の子息だが、そんなことを微塵も感じさせない
気さくさが最大の魅力。何しろ撮影中には、自らスタッフの
仕事を買って出て、すっかり一員として大活躍していたほど。
日に焼けた肌の黒さは、役作りだけじゃない?最新作「ガメ
ラ3邪神<イリス>覚醒」では、初の親子共演を果たす予定。
篠村澄子
(悦子の姉)
松尾れい子
REIKO MATSUO
'93年、ソニー・ミュージックグループの「ちょっとそこま
でオーディション」でグランプリを受賞。その際に特別審査
員だった石井聰互監督に才能を見込まれ、'95年、「水の中
の八月」で映画デビュー。その後、続けざまに'97年の「ユ
メノ銀河」にて、石井作品のフィルムに定着。本作では、悦
子の姉役を演じるが、本当の姉妹だったかと思わせるほど似
ているので、希少な2ショット・シーンは、要チェックだ!
篠村フキ
(悦子の祖母)
桜むつ子
MUTSUKO SAKURA
悦子の唯一の理解者で、非常にサバけたおばあちゃん役の桜
さん。どうしてどうして。試写会の打ち上げでお会いしたら、
あまりの若々しさにビックリ(失礼!)。これも演技の賜物
だったのですね?
校長
(伊予東高校)
大杉漣
REN OHSUGI
「ソナチネ」、「キッズリターン」、「HANA−BI」等、
北野映画の脇を固める、影のある男を演じさせたら、右に出
る者のない名優だが、今回は、悦子の通う高校の校長先生と
いう、「表の顔」を好演している。でも、ぼくは「ポストマ
ン・ブルース」(サブ監督)の殺し屋役も好きですよ(笑)。
数学教師・小池
(コロンボ)
有薗芳記
YOSHIKI ARIZONO
悦子の学校の担任教師を演じる。1982年、川村毅主宰の劇団
「第三エロチカ」に入団し、主力メンバーとして、舞台中心
に活躍。その柔軟で切れのある演技は、本作でも健在で、実
にリアルでウィットに富んだ、伊予の教師の姿がここにある。
港山の駅員
 
神戸浩
HIROSHI KANBE
'97年の「学校II」にて、日本アカデミー賞「優秀助演男優
賞」、全国映連賞「男優賞」に輝く実力派の神戸さん。
今回は、悦子たち5人の少女たちの降りる駅の駅員として、
ワンカットのみ出演。お見逃しなく。
渡し船の操縦士
 
徳井優
MASARU TOKUI
井筒和幸監督、周防正行監督作品の常連で、某引越し会社の
CFでもチョビ髭姿が、あまりにも有名だが、この映画では、
その素顔とも言える、実に味のある演技を見せてくれる。
わずかの出演シーンで、落ち込む悦子の心に染み込む台詞は、
観る者の心を揺さぶるのに、充分すぎるほどの重みを持つ。
現在の教師
(20年後の人々)
ベンガル
BENGARU
悦子たちの青春から20年後の教師役を演じる。東京都出身に
も関わらず、伊予弁を使いこなす演技は流石の一語に尽きる。
東京乾電池の設立者のひとりとして、脇を見事に締めている。
   撮影:加藤義一
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