製作主任 | 斉藤玉恵 | 彼女の笑顔は仕事の苦労を忘れさせてくれる。そんな人間って、どこの職場・世界にもいるけど、斉藤さんはそんなタイプの女性だ。彼女を言葉で表現するなら、「ニコニコ」と「セッセとお仕事」そんな感じだ。僕らのの取材にもいつも優しくサポートしてくれた。ありがとうございました。 | |||
製作進行 | 中村公彦 | 中村さんは飄々とした感じのおにいさんだ。彼をみていたら、どんなに緊迫していても何故かホッとしてしまう。しかも、仕事はソツなくこなす。別にさめているのではない。この業界に多い、「恥ずかしがりや」なんだと思う。 | |||
徳永英幸 | 「派手さはないが、面白い。」そんな存在感のある芸人のような徳永さん。何が楽しいのかよくワカンナイけど、いつもニコニコ楽しそうだ。仕事は結構大変なのに、それをちっとも厭わない。不思議で不思議でしょうがなかったが、撮影が進むにつれようやくわかった。彼もやはり映画が大好きなのである。 | ||||
伊藤佳寿子 | 製作進行の仕事も、かなり地味で大変なお仕事だ。映画の内容に直接関わることから、小物の手配や出演者・スタッフ周りの世話まで。ホントに色んな仕事がある。撮影が終了しても彼女の仕事は終わるわけではない。それでも彼女は明るくなんでもコナす。 こんなこともあった−スタッフ打ち上げの材料購入に出かけた彼女がいつまで立っても戻らない。心配していると、かなり遅れて戻ってきて一言。「店のおじいさんの計算違いにいつまでも付き合ってた」とのこと。ホントに人のいい、伊藤さんであった。 | ||||
冨永かおり | 冨永さんは松山の現地スタッフである。松山キネマ倶楽部のメンバーである彼女は、やはり映画好き。この映画製作に関わることが楽しくてしょうがないって感じで精力的にお仕事をしていた。昔から愛媛・松山は映画好きの多い土地柄なのが、彼女のなかにも確かに息づいていた。 | ||||
エキストラ担当 | 阿知波孝 | 大勢のエキストラを相手にする阿知波さんは自然と大声になる。「声が枯れなきゃイイケド..」という心配をよそに、いつも元気良く叫び、そして大勢に俳優さん並みの演技の注文をする。面白かったのは、たとえカメラのフレームに収まらないエキストラの方にも熱心に指導していた彼の姿である。どんなところにも手抜きと妥協を許さない彼の性格がよくでていた。 | |||
ボート指導 | 井手勝敏 | この映画の原作者敷村さんもそうだが、この井手さんも、ボートに関わる人はなんと屈託のない人たちなんだろう、そう感じずにはいられない。井手さんは実は県立高校の現役教師だ。磯村監督もプロデューサーの方も口をそろえて、「井手先生がいなかったらこの映画はできなかった」という。ロケ地のメインとなった鴨池海岸も実は先生の推薦だし、ボートに関する全てを先生が揃えている。ボートだけではない、実は先生も映画が好きなのである。 | |||
製作デスク | 小室巴都衣 | 97/12/9の試写会の際に、アルタミラピクチャーズを訪れて、初めてお会いできた。 写真で彼女の可愛いらしさを十分に伝えられないのが大変残念である。 ロケが中心の映画製作の現場で、彼女のようにデスクワークもきっちりこなす人間がいる からこそ、映画って出来るんだと思える。ラインプロヂューサーの佐々木さんも、この小室 さんには全幅の信頼を置いているもようだ。 | |||
スチール | 加藤義一 | 加藤さんは、この映画の撮影中、いったい何枚の写真をとっただろう。ザッと見積もっても、5000枚は撮っていると思う。映画撮影はどうしてもフィルム中心にとってしまうものだが、僕は加藤さんの絶妙なポジショニングとシャッターチャンスを逃さない集中力にただ感動するしかなかった。少し写真をみせてもらったが、僕の感動はまちがってはいなかった。大変いい写真を撮っている。 |
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