back to top
 

 69年4月21日、横浜のライヴ・ハウス『ZEN』でのライヴ・レコーディング(その年の8月にアルバム『スーパー・ライヴ・セッション』としてリリース)の後、エディとケネスが<エディ藩グループ>結成のため脱退。加部がリード・ギターにまわり、新たにベーシストとして、かつてミッキーと共に<ミッドナイト・エクスプレス・ブルース・バンド><フラワー・クリエイション>に在籍していた経歴を持つ林恵文が加入した。しかし、このラインアップは短命に終わり、8thシングル「蝶は飛ばない」と、69年7月20日渋谷公会堂で開催されたデビュー2周年記念コンサートの模様を収録したライヴ・アルバム『ザ・ゴールデン・カップス・リサイタル』を残しただけで、その年の暮れには、加部、マモル、林が脱退。翌70年、残ったデイヴとミッキーはエディ藩グループと合流して、ここにデイヴ、ミッキー、エディ、ケネス、アイ高野(ds/元カーナビーツ)という顔ぶれによる新生ゴールデン・カップスが誕生するのである。この編成によるプレイは、同年1月26日に銀座『ヤング・メイツ』で開催されたモップス、フラワーズ、ハプニングス・フォーとの競演コンサートの模様を収めた2枚組ライヴ・アルバム『ロックン・ロール・ジャム'70』と、9thシングル「にがい涙」で聴くことができる。