1951年12月13日生まれ 横浜市出身
4歳からクラシック・ピアノを習う。16歳で実力派GS「ザ・ゴールデン・カップス」にキーボード奏者として参加し「長い髪の少女」などのヒット曲を出す。その後、ボストンのバークリー音楽院に入学。卒業後の76年、「ゴダイゴ」を結成。「ガンダーラ」「モンキーマジック」「銀河鉄道999」など数々の大ヒット曲を生み出し国民的人気グループのリーダーとして活躍。現在、キーボード・プレイヤーとして、また作曲家、アレンジャー、プロデューサーとして活躍。映画『スウィングガールズ』(04)では日本アカデミー賞最優秀音楽賞受賞。矢口監督作品の音楽を担当するのは08年の『ハッピーフライト』に続き本作が3作目となる。
本作の主題歌はスティクスの1983年大ヒット曲「MR. ROBOTO」を「五十嵐信次郎とシルバー人材センター」がカバーしている。この曲はスティクスの11枚目のアルバム「KILROY WAS HERE」に収録。アルバムは全米で200万枚をセールスし、シングル盤はビルボード第3位を記録した。矢口監督が、日本語も織り交ぜられた歌詞の内容が本作にぴったりと主題歌に採用。主演・五十嵐信次郎が自らボーカルを担当し、本編のエンディングを華やかに彩る見事な歌声を披露している。