家電メーカー、木村電器の窓際社員、小林・太田・長井の3人組は、ワンマン社長から流行の二足歩行ロボットの開発を命じられていた。近く行われるロボット博での企業広告が目的だ。しかし、ロボット博まであと1週間というところで、制作途中のロボット“ニュー潮風”が木っ端微塵に大破!窮地に追い込まれた3人は、ロボットの中に人間を入れて誤魔化す計画を立てる。ロボットの外装にぴったり収まる人間を探すため、架空のオーディションが開かれ、仕事をリタイアして久しい独り暮らしの老人・鈴木重光(73歳)が選ばれる。
しかし、この鈴木がとんでもないジジイで…。さらには、“ニュー潮風”に恋をしたロボットオタクの女子学生・葉子も巻き込み、事態は思わぬ方向へ転がり出す―。

※【ニュー潮風の今後の活動に関して】
■イベント、取材にはロボット開発部のみで対応
■ロボットの半径1メートル以内には人を近づかせない
■ロボット工学などの専門的なイベントには出演しない
■ロボットの操作、運搬、メンテナンスなどはロボット開発部のみで行う
■ロボット開発部に入室する場合は事前に連絡する
■ロボットは開発部車両にて運搬