●イントロダクション●
 
 近頃、深刻なニュースばかりの毎日ですが、そんな時代に、とびきり明るくて楽しい映画が完成しました!その名も『ウォーターボーイズ』“男のシンクロ”というユニークな題材をもとに、高校3年男子たちの切なくもオカシイ夏休みを描いた、さわやかでキュートな青春映画の誕生です。
 シンクロと言えば、一般的には女性たちが華やかに舞う水中競技を想像しますが、この映画でお届けする“男のシンクロ”は、想像を超えた全く新しいパフォーマンス。 はじめて聞いた方は、「気持ち悪い」「スネ毛処理は大丈夫?」などのご心配をされるかもしれませんが、とにかくまずは観ていただきたいっ。アクロバティックで、華麗なフォーメーションや楽しいダンスが盛りだくさんの、男子ならではの爽やかなシンクロなのです!
モデルは、テレビニュースでも取り上げられた埼玉県立川越高校水泳部。文化祭限定の人気演目で、今年13年目を迎えるシンクロパフォーマンスが、 映画『ウォーターボーイズ』に大きなインスピレーションを与えてくれました。
 そして、この“男のシンクロ”というイキが良すぎるほどの素材を、なんとも鮮やかに料理してしまったのが、『ひみつの花園』『アドレナリンドライブ』などで高い評価を集める、若き天才監督・矢口史靖。ふとしたことから学園祭でシンクロを発表する約束をしてしまった平凡な男子高校生たちのひと夏の物語として脚本を立ち上げ、独特の矢口節で新時代のエンタテインメントを作り上げました!また、製作には『Shall we ダンス?』『がんばっていきまっしょい』など、数々の上質な作品を手がけるアルタミラピクチャーズがあたっています。
 キャストにも大注目。妻夫木聡、眞鍋かをり、平山綾など、今をときめくフレッシュな顔ぶれに、竹中直人、杉本哲太、柄本明などの個性派、実力派も強烈インパクトでスクリーンに炸裂!まさにベストキャスティングと言えるでしょう。
 ユニークな題材、そして最高のスタッフ・キャストで贈る、新しい青春映画の傑作『ウォーターボーイズ』。真夏の光輝くプールで、ズッコケながらも頑張るボーイズたちの姿に、青春真っ只中の高校生はもちろん、ちょっぴり青春が懐かしい大人の方々も、思いっきり笑って、ジーンと胸があつくなり、劇場を出たあと元気になること間違いなし!!
 
 
 
製作 フジテレビジョン・アルタミラピクチャーズ・東宝・電通
監督/脚本 矢口史靖

(C)2001フジテレビジョン/アルタミラピクチャーズ/東宝/電通