1996年の公開から早16年。『Shall we ダンス?』は今でも多くのファンの方々に支えられています。その証拠に、続編を作って欲しいと願う人たちの署名が1,763通も集まりました。
1月16日、その署名が周防正行監督に手渡されました。
署名を手渡してくれたのはダンスショップを経営する平間正一さんです。平間さんは映画公開後に社交ダンスを始め、役所広司さん演じる杉山正平に自身の姿を重ね合わせて、これまで数えきれない程「『Shall we ダンス?』をご覧になったそうです。そして、「杉山さんたちは今頃どうしているのだろう、15年経った杉山さんたちに是非会いたい!」と続編を観たいという熱望が高まり、昨年6月「周防正行監督にダンス映画続編を作ってもらおう会」を立ち上げ、半年間かけて日本全国の友人、知人などから署名を集めて下さいました。
ずっしりと思い署名を受け取った周防監督も「『Shall we ダンス?』のことをこうもずっと思ってくれているというのは本当に嬉しいですよ」と感慨無量の表情。周防監督が映画の続編を作るかどうかはわかりませんが、平間さんの頭の中では既に続編は出来上がっているようでした。
余談ですが、平間さんの奥様は杉山の奥さん役である原日出子さん似の方でした。
また、贈呈式の模様は社交ダンスの専門誌「ダンスビュウ」が取材してくれました。3月号「NEWS& NEWS」欄に掲載されています。