舞台は東北の片田舎の高校。夏休み返上で補習を受けている女子生徒たちが、サボりの口実としてビックバンドを始める。当然のごとくやる気はゼロでサボる気満々。しかし、楽器からすこしずつ音がでてくるにつれジャズの魅力にひきこまれ、ついには自分達だけでバンド結成を決意!とはいえ楽器はないし、お金もない。バイトをすれば大失敗。なんとか楽器を手に入れて、いざ練習!と思いきや、今度は練習場所もなく、ついにはバンド解散の危機!?しかし、音楽への熱い思いがはちゃめちゃパワーとあいまって、紆余曲折を吹き飛ばし、感動のラストまで一直線!!
  “音楽”への熱い思いは、スクリーンの中だけじゃありません。スウィングガールズ(アンド ア ボーイ)を演じる17名は、長期にわたる猛特訓を経て、劇場に響きわたるド迫力演奏をマスター。劇中で使用される楽曲はすべて出演者本人による演奏。
しかも、演奏曲は、「A列車で行こう」「ムーンライトセレナーデ」「シング・シング・シング」など往年のスタンダードジャズナンバー。その他にも、ルイ・アームストロングやナット・キング・コールなど大御所たちを挿入曲として使用するなど、見ごたえは勿論、聞きごたえも満点。ジャズファンもジャズ初体験の方も思わずスウィングしてしまうこと間違いなし!
 

    『スウィングガールズ』を観て、おもいっきり笑って、ジーンと目頭を熱くして、一緒にスウィングしてみませんか?きっと爽やかな幸せ気分が生まれるはずです。