CAST

1965年、東京都出身。8歳からバレエを始め、18歳のときに「恋の絲」(1984年、牧阿佐美振付)で主役デビューを果たす。バレリーナとして数々の賞を受賞し、海外での公演も多数。1996年、『Shall we ダンス?』(周防正行監督)に出演し、第20回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など、その年の数々の賞を受賞し、映画女優としても認められる。2009年4月、自らの企画・構成・プロデュースによる「Esprit~エスプリ~ローラン・プティの世界」公演を最後にバレリーナを引退。以降、舞台「宮城野」(2009年、鈴木勝秀演出)、「ヘンリー六世」(2010年、蜷川幸雄演出)、ドラマ「新参者」(2011年)、大河ドラマ「龍馬伝」(2011年)などで活躍。2011年、映画『ダンシング・チャップリン』で再び、周防正行監督とコンビを組んだ。

1956年、長崎県出身。1996年、『Shall we ダンス?』(周防正行監督)、『眠る男』(小栗康平監督)、『シャブ極道』(細野辰輿監督)で国内14の映画賞で主演男優賞を独占。また、東京国際映画祭主演男優賞を受賞した『CURE』(1997年、黒沢清監督)、カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した『うなぎ』(1997年、今村昌平監督)、同映画祭国際批評家連盟賞・エキュメニカル賞を受賞した『ユリイカ』(2001年、青山真治監督)、シカゴ国際映画祭主演男優賞を受賞した『赤い橋の下のぬるい水』(2001年、今村昌平監督)など、国際映画祭への出品作も多い。2005年には『SAYURI』(ロブ・マーシャル監督)、2006年には『BABEL』(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)に出演し、国際的にも高い評価を受ける。2009年、主演の『ガマの油』で、初監督を務める。2012年には、『最後の忠臣蔵』(杉田成道監督)で日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞し、自身の最多受賞記録を更新した。また、2011年に沖田修一監督『キツツキと雨』(東京国際映画祭審査員特別賞受賞、ドバイ国際映画祭最優秀男優賞受賞)、2012年に原田眞人監督『わが母の記』(モントリオール世界映画祭審査員特別グランプリ受賞)にそれぞれ主演。同年6月、紫綬褒章を受章。7月にはニューヨークにて開催された日本映画祭「ジャパン・カッツ」にて主演作品の特集上映が行われ、CUT ABOVE賞を受賞。国内外で名演を披露する日本最高の映画俳優。

1973年、神奈川県出身。1990年、『バタアシ金魚』(松岡錠司監督)で映画デビュー。1996年の『Helpless』(青山真治監督)で映画初主演。『劔岳 点の記』(2009年、木村大作監督)と共に、『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』(2009年、根岸吉太郎監督)にて第33回日本アカデミー賞優秀主演男優賞をダブル受賞するなど、映画賞受賞実績多数。海外作品にも多数出演し、『地球で最後のふたり』(2003年、ペンエーグ・ラッタナルアーン監督)で第60回ベネチア国際映画祭コントロ・コレンテ部門主演男優賞を受賞。主演した『モンゴル』(2007年、セルゲイ・ボドロフ監督)は第80回米アカデミー賞で外国語映画賞にノミネートされた。2011年、『マイティ・ソー』(ケネス・ブラナー監督)でハリウッドデビューし、『バトルシップ』(2012年、ピーター・バーグ監督)ではハリウッド超大作に主演級で出演した。映画を中心に世界で活躍している俳優。

1968年、東京都出身。モデルとして雑誌やパリ・コレクションで活躍。1994年、「君といた夏」で俳優デビュー後、「若者のすべて」(1994年)、「星の金貨」(1995年)など、ヒットドラマに出演。2004年に主演した『解夏』(磯村一路監督)で日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。同年の『世界の中心で、愛をさけぶ』(行定勲監督)は記録的大ヒットとなった。近年は『地下鉄(メトロ)に乗って』(2006年、篠原哲雄監督)、『Life 天国で君に逢えたら』(2007年、新城毅彦監督)、『BALLAD 名もなき恋のうた』(2009年、山崎貴監督)、『桜田門外ノ変』(2010年、佐藤純彌監督)など映画で幅広い役で活躍する一方、ミュージカル「ファントム」(2008年、10年、鈴木勝秀演出)などにも挑戦。2009年、11年に放送された主演ドラマ「JIN-仁-」は驚異的な視聴率を記録し、社会現象にもなった。

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