その4

待ちに待った初回舞台挨拶のスタートです。まず阿部知代アナウンサーが監督を紹介、そして監督からボーイズたちと本日のキャストの紅一点、眞鍋かをりさんをステージに誘って、みなさんにご挨拶。みんなニコニコしていますね。
 
 
阿部知代アナウンサーは、完成披露試写にひきつづいて、ボーイズたちをフォローしてくださる貴重なファンのひとりでもあります。今朝も、ここに来る前に掲示板に書き込んでくれてます。

「みなさん、朝早くからお越しいただいてありがとうございます!」
 
ここは舞台袖。今、阿部知代アナウンサーから声がかかって、監督、妻夫木くんたちキャストのみなさんが登壇します。すでに客席は、期待の歓声に溢れています。
 
満場のお客さまがボーイズたちを迎えます。「シンクロ!(拍手)シンクロ!(拍手)・・・」まるで映画の1シーンが再現されたかのような大シュプレヒコールがシャンテシネの劇場いっぱいにこだまします。
 
妻夫木くんのコメント

「やっとあれ(撮影)から1年、・・・早いものです。シンクロシーンは冷たくてきつかったです。とってもいい映画なので、みんなたくさん観てください。今日はありがとうございました!」
 
お互いのコメントに突っ込みあって、自然と盛り上がる和気藹々とした“和み型舞台挨拶”。これも三ヶ月におよぶ合宿を経たボーイズならでは。なんだかとっても楽しそう。
 
金沢のキャラクターに合わせて、ひときわ控えめな近藤公園くんのコメントは、「訓練するのが楽しいので、今後もこういう撮影がいいですね。できれば、プロレス物なんて、やってみたいです」と飄々。
 
若すぎる、可愛すぎると評判の眞鍋さんの挨拶には、周りのボーイズや観客のみなさんも、あたたかい眼差しが注がれます。
 
ここで、阿部さんから、忘れてはいけない大切な人からのファクスが披露されました。
なんと、この舞台挨拶には撮影のため参加できなかった竹中直人さんのコメントです!
 
矢口さん、僕はあなたの演出している時の顔がとても好きです!メガネをかけ、ちょっとクチビルをとがらせながらアゴに人差し指と中指をあてクチュクチュ動かし、本当は困ってないのに困った顔をしながら見つめている、そんなあなたの姿がたまらなく大好きなんです。また再びその顔を見せて欲しいと願っています待っています!

矢口さんLOVE

竹中直人
 
 
最後にマスコミのみなさんに向けての写真撮影が始まります。ん・・・なんだ、そのポーズは?「ウォーターボーイズッ!」
 
 
 
 
 
 
 
製作 フジテレビジョン・アルタミラピクチャーズ・東宝・電通
監督/脚本 矢口史靖

(C)2001フジテレビジョン/アルタミラピクチャーズ/東宝/電通