2011年10月16日(日)”SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2011″のクロージングセレモニーが行われました。

短編部門”奨励賞・川口市民賞”には、『リスト』田中智章監督と、『ケンとカズ』小路紘史監督の2作品が選ばれました。審査員のLiLiCoさんが、「『リスト』は、とても温かい気持ちになれる繊細な作品」と讃えると、プロデューサーの宇田川寧さんは「『ケンとカズ』は、賛否両論あるけれど、その技術力、チームワークが素晴らしい」と激励しました。

そして、短編部門”最優秀作品賞・川口市民賞”は、「記憶のひとしずく」畑中大輔監督が選ばれました。「テーマ性がしっかりあり、おだやかで的確な演出が成され、このような総合力の高い作品が評価されて良かった」と、審査委員長の桝井プロデューサーも、今回で第八回を迎える映画祭に手応えを感じていました。
長編部門・短編部門共に、ハイレベルな作品が集まり、審査が困難なほど映画祭のレベルも向上し、どの作品もしっかりとしたテーマ性と、新しい感性があり、これからがますます期待させられる結末で、”SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2011″は幕を閉じました。