2月8日、新宿角川シネマにて若手映像作家育成プロジェクト2012の上映会が行われ、
全5作品の監督と各作品に出演したキャストが舞台挨拶を行いました。
若手映像作家育成プロジェクトとは、文化庁の事業として若手の映像作家を発掘。
ワークショップや製作実地研修を通して、最終的に35ミリのフィルムを使った短編映画を制作するというプロジェクトです。
弊社プロデューサーの桝井省志はスーパーバイザーとして、
プロジェクト参加者の選考、脚本指導などを行っています。
菊池清嗣監督「半径3キロの世界」
主演を努めた飯島幸大くん。4日の撮影の中で夜中まで頑張ったと口を滑らし、スタッフを慌てさせていました。また養蜂のシーンでは、監督だけが蜂に刺されたとか・・・
(菊池清嗣監督、飯島幸大くん、高橋努さん)

小林達夫監督「カサブランカの探偵」
小林監督はあっというまの撮影期間について、まだ撮影を続けているような感じと感慨深げでした。また主演のChris McCombsさんはあまりの喋り好きに、撮影中はお喋り禁止令が出たそうです。
(小林達夫監督、太田莉菜さん、門脇麦さん、Chris McCombsさん)

庄司輝秋監督「んで、全部、海さ流した」
この作品は庄司監督の故郷である石巻で撮影されたのですが、撮影中も地震があり、そのおかげでスタッフとキャストの結束が強くなったと語っていました。
(庄司輝秋監督、韓英恵さん)

鈴木研一郎監督「ラララ・ランドリー」
このプロジェクト始まって以来のミュージカル作品です。まず出来たこと自体が奇跡!と言わしめた作品。鈴木監督はこれからも音楽の映画を作っていきたいと意気込んでいました。
(鈴木研一郎監督、田中美里さん、松下洸平さん、渡部直也さん)

畑中大輔監督「プリンの味」
オーディションで主演決めたと語る畑中監督。おじいちゃんに謝りながら号泣するという演技で、金井くんだけが本気で泣き出してしまったそうです。そこが主演を射止めるきっかけになったそう。舞台挨拶には、小林麻子さんと寺十吾さんも登場し、初めて完成作品をみた寺十さんは金井くんの号泣につい泣いてしまったと語っていました。
(畑中大輔監督、金井光翔くん)

笑いあり涙ありの上映会、そして舞台挨拶でした。

この5作品は、3月2日から一週間限定でユナイテッドシネマ豊洲にて上映が行われます。
日替わりで各監督の舞台挨拶が行われます。
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