5月28日、青山にあるシナリオ教室にて
「オース!バタヤン」プロデューサー桝井省志による“映画のタネの見つけ方”
と題して講演会が開催されました。
聞き手は、脚本家でありシナリオ・センターの講師であられる柏田道夫先生。
柏田先生の鋭い質問が続々と飛び出しつつも、古くからのお付き合いであるお二人のトークは笑いも十分。あっという間の一時間半でした。
◯何故ドキュメンタリーなのか。
とにかく行動できる!カメラ持って、撮りにいけばいい。最後に発表できるかできないかなんてわからないけど、何かあるかもしれない。
時代を映画として描くことの難しさ・・・その時代の空気を劇映画にすることは難しいけど、ドキュメンタリーならできる。
◯取材って大事なの!?
周防監督はとにかく取材が大事!取材なしはありえない!
それに対して矢口監督、「ウォーターボーイズ」のとき、取材はほとんどしなかったとか・・・矢口監督の頭の中の妄想で突き進めていく。
取材することも大事だけれど、でも取材しすぎてしまうと、リアリティを背負い込んでしまう。時にはぶっとぶことも大事なんだとか。
当たる企画を考えても当たらない!
当たらない企画会議をしよう!何が当たるかなんて、結局誰にもわからない・・・。とにかく興味のあることを1年くらい突き詰めて考えてみると何か見えてくるかもしれません!
たくさんの生徒さんが真剣に耳を傾け、ノートにペンを走らせる様子が印象的で、情熱に
溢れかえっていました。
新しい映画の未来に期待大!!です。
シナリオ・センターのブログにも当日の様子がアップされています!
是非こちらもご覧下さい。
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