6月22日(土)、若手映像作家育成プロジェクト(ndjc)のオールナイトイベント
“朝までndjc”がテアトル新宿にて開催されました!
 
若手映像作家育成プロジェクト(ndjc)とは、文化庁の事業として若手の映像作家を発掘。
ワークショップや製作実地研修を通して、最終的に35ミリのフィルムを使った短編映画を制作するというプロジェクトです。弊社プロデューサーの桝井省志はこのプログラムの
スーパーバイザーに2010年度に就任し、昨年2012年までプロジェクト参加者の選考、
脚本指導などを行っていました。
今回のイベントでは、前スーパーバイザーであるオフィス・シロウズの代表である
佐々木史朗氏により選出された2009年度の5作品と、桝井省志により選出された
2010年度の5作品、2011年度の5作品、全15作品が一挙に上映されました。
上映前には、若手監督総勢12名と桝井省志、そして2013年度よりスーパーバイザーを
務める東宝映画代表取締役社長である富山省吾氏が舞台挨拶を行いました。

ずらっと総勢13名!圧巻です。

2009年度の監督です。左から桝井省志、遠山浩司監督、岨手由貴子監督、清水艶監督、
浅野晋康監督。
遠山監督は新作のショートフィルム「しもつかれガール(仮)」を製作中だそう。
浅野監督はBS TBSで「俺たち絶体絶命!」を監督されるそうです。岨手監督、清水監督も新作を製作予定。これからの活躍が楽しみです!

2010年度の監督たち。左から浅野監督(2009年度)、森英人監督、三宅伸行監督、
松永大司監督、高橋康進監督。
森監督は、今大活躍の能年玲奈さんを発掘した!?ということでキャスティングの
極意について質問が・・・。アダルトな答えに会場は湧いていました。三宅監督、
松永監督、高橋監督も「全力映画」にてパワフルに新作を世に送り出しています!

2011年度の監督たち。左から高橋監督(2010年度)、やましたつぼみ監督、
藤澤浩和監督、中江和仁監督、谷本佳織監督。
やました監督はちい散歩をずっとディレクションしており、地井さん亡き後、加山雄三さんと散歩されているそうです。藤澤監督も新作の「砂をつかんで立ち上がれ」を宣伝中。
中江監督はこの日上映された「パーマネント ランド」がメキシコ国際映画祭で受賞されたものの、賞状がPDFで送られてきた・・・との話に会場は笑いの渦に。

そして2012年度に「んで、全部、海さ流した」の庄司輝秋監督も急遽登壇!
この作品は、なんと10月から渋谷・ユーロスペースでの上映が決まったそうです。

そして最後に富山省吾スーパーバイザーが本年度の応募者に向けて激励を!
映画の魅力は、興奮・発見・共感である、そのすべてを兼ね備えた作品を期待します!
と力強くお話されていました。
来年の応募予定者たちにも闘志に火がついて、
朝まで若手パワーに溢れたオールナイトイベントとなりました。