9月26日から台湾で開催されている“桃園映画祭 TAO YUAN FILM FESTIVAL”
「舞妓はレディ」がオープニング作品として上映され、周防正行監督と主演の上白石萌音さんがゲストとして台湾にかけつけました!

第2回目の開催となる“桃園映画祭 TAO YUAN FILM FESTIVAL” 若者に映画を通してもっともっと世界を知ってほしいという運営側のエネルギーに満ちている映画祭でした。
 
そのためか、台湾の国民性なのか、「舞妓はレディ」の上映中は、こちらがビックリしてしまうほど、ひっきりなしに笑いや歓声があがっていました。
特にセンセは大人気!“一見さんお断り”の歌のシーンなど心から楽しんでいるムードが客席から伝わってきました。日本語文字数に対して、中国語はその7割ほどしか文字数がないそうです。それなのにこちらが思っている以上に細かい表現が伝わっている…中国語の漢字ってスゴイ!と監督をはじめ全員が感嘆したのでした。
ちなみに中国語で「舞妓はレディ」は「窈窕舞妓」と書くそうです。
“窈窕”とは、“立ち姿の綺麗な”、つまりレディのような意味を持つのだとか。

上映後の舞台挨拶では、中学生のときに「シコふんじゃった」、大学生のときに「Shall we ダンス?」を見て周防監督の大ファンになったという男性が。『あの周防監督と同じ劇場で、それも周防監督の最新作を観ることができるなんて・・・!本当に感動的です!』とコメントし、周防監督とあつ〜いハグのあと『Facebookで自慢します!』と本当に嬉しそうな表情で監督の手を握りしめていました。

「それでもボクはやってない」はあのあとどうなるのですか?という質問なども
登場して、周防監督も『海を越えたところで、こんなファンに出会えるなんて、監督冥利につきます・・』としみじみ。劇場を出たあとも、サインを求めるたくさんの方に取り囲まれて、なかなか劇場をあとにできませんでした。

 

スコールが有名な台湾ですが、滞在中は一度も雨に降られることもなく、快晴つづき。
たくさんのあたたかい人たち、美味しい料理、珍しい景色やカラフルな建造物に魅了されて、「舞妓はレディ」一行、『また絶対台湾に来るぞ』と言って、飛行機に乗ったのでした。