2015年、1月23日、真冬の茨木県でクランクインを迎えた磯村一路監督作品『おかあさんの木』が、3月10日、春を感じる陽気の千葉県での実景撮影をもって全編クランクアップいたしました。
 そして、3月17日、東京・日本橋にてクランクアップ報告会見が催され、本当に沢山の取材関係者の方達にお集まりいただき、あらためて『おかあさんの木』が多くの方達に注目されていること目の当たりにしました。
会見には、主役の鈴木京香さん、志田未来さん、三浦貴大さん、奈良岡朋子さん、磯村監督、東映の須藤泰司企画製作部長が登壇されました。
 磯村監督は今作について、「寒い時期の撮影でしたが、温かいキャスト、熱いスタッフに囲まれて本当に幸せな撮影期間でした。最初に原作を読ませて頂いた時には、正直困ったなと思いました。私も年は重ねているんですが、戦争は実際には知らないものですから。父や母や祖父母に戦争時代のことを聞いた子供の頃の想い出、そして、なんと言っても一番影響が大きかったのは子供の頃から観てきた映画ですね。それこそ奈良岡さんが出演された戦争をテーマとした映画。そういうものから学んだことを活かしたいと思い脚本に描きました。現在仕上げの最中ですが、皆さんの想いに応えられるよう、頑張って良い作品にしたいと思います」
と意気込みを語られました。

映画「おかあさんの木」は6月6日(土)全国公開