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かつて少年サンデーに連載された『サブマリン707』(1963年)や『青の6号』(1967)などの海洋冒険漫画で知られる漫画家、小沢さとる氏のライフワークともいうべき「今日(いのち)のゼロ戦」展が、4月2日(日)まで千代田区の毎日新聞本社ビル(パレスサイドビル)1Fロビー(http://www.mainichi.co.jp/corporate/map-tokyo.html)で開催中です。(午前11時半〜午後6時半)世界で一番美しいという『ゼロ式戦闘機』に魅せられた小沢氏は、特攻隊として死んでいった少年たちに、今、生きている自分にできることは「彼らの”棺桶”になったゼロ戦を美しく描いてやることだ」と2015年から<色紙>に描きためてきた。その数、144枚に及ぶ。「今の平和な日本の空に、いのちをつないだゼロ戦を飛ばせてみたい」という小沢さとる氏のマンガ世界をご体感下さい。同展では、創作の裏側を紹介するドキュメンタリー「今日のゼロ戦」(後閑広監督/制作協力・アルタミラピクチャーズ)を会場内モニターで終日上映しております。お花見の折にぜひともお立ち寄り下さい。