810日(土)の夜から11日(日)の朝にかけて、公開を6日後に控えた「ダンスウィズミー」のオールナイトイベントがテアトル新宿で行われました。

開幕早々、矢口史靖監督と催眠術師マーチン上田役の宝田明さんがステージに登壇。矢口監督が宝田さんをキャスティングした理由や撮影時の面白い裏話などを披露してくれました。

その後、劇場のロビーで路上ライブならぬロビーライブが行われました。結婚式の新婦・井上優奈役の瀬川あやかさんがギターの弾きながら生歌を披露。観客のみなさんも客席からロビーに移動して、瀬川さんを取り囲みながらその美しい歌声に聞き入っていました。

そして、その場に矢口監督のヒット作「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」の出演者たち総勢10名が応援に駆けつけてくれて、続いて「ダンスウィズミー」で振付を担当したQ-TAROさんが登場して、劇中での振付を観客のみなさんに指南して踊りまくり会場を盛り上げました。

最後は宝田明さんも加わって「ダンスウィズミー」の挿入曲をみんなで大合唱。深夜とは思えない大熱狂の内にロビーライブは終了しました。また舞台を客席に戻して、ボーイズ&ガールズたちがステージに登壇して、それぞれ十数年ぶりに撮影当時を振り返り思い出を語ってくれたり、近況を披露してくれたりしました。登壇者の人たちの話は、映画は観る人の人生を変えてしまうぐらい大きな力を持っていることを痛感するものでした。そして「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」の貴重な35mmプリントでの上映。その合間には矢口史靖著「映画監督はサービス業です。」の発売記念として矢口監督のサイン会がロビーで開かれたりと、とにかくてんこ盛りの一日となりました。