その1

2001年9月29日(土)14:07東京発の新幹線に乗った一行は、一路関西を目指していた。天候は晴れ。「ウォーターボーイズ」の先行きを示すかのように、高々と晴れ上がったきれいな秋空の光りが、新幹線の窓から滑り込み、神戸での舞台挨拶に向かう矢口監督と妻夫木くんの顔を明るく照らしていた。3時間の後、新神戸に着いた我々一行は、観客のみなさんが待つハーバーランドに向かった。
 
 
さぁ、着いた!新神戸駅からジャンボタクシーに乗って、みんなの待つabシネマに行こう!・・・なんと、劇場での舞台挨拶のチケットは午前中で完売したとか。どうやら満員でお立ち見まで出ているらしい。
 
ハーバーランド・オーガスタプラザでは、入り待ちのファンの女の子たちがお出迎え。やさしい妻夫木くんは笑顔で挨拶し、足早に会場に向かいます。
 
監督となかよくポスターにサイン。abシネマご担当の竹ノ内さんによれば、劇場に展示されるそうなので、これから観る方、もう一度観ようと考えている方は、ロビーをチェック!
 
監督、ナニ書いてるんですか?「いや、掲示板にいい言葉が書き込まれていたので、今日はそれを言おうと思って・・・」
・・・監督、それってパクリ?(笑)
 
手のひらの文章は『(みなさんの力で)「大ヒット作に育てましょう」』。
すかさず妻夫木くん「それ、オレがもらっちゃおう!」
監督「じゃあ、先にマイクを取った方が言うってのはどぉ?」
ステージで「上着、着る?」「着ない?」・・・和やかにお互いを牽制し合うライバルたち、なんて感じのするご両人。出番を待ってる間も楽しそう。いつも笑いの絶えない楽屋です。
 
打ち合わせ中。ここでも司会の植松さんらとリハーサルしながら、ギリギリのボケと突っ込み、ギャグの応酬が続きます。挨拶前に、こんなに盛り上がっていいのか?(笑)
 
 
 
 
 
 
 
製作 フジテレビジョン・アルタミラピクチャーズ・東宝・電通
監督/脚本 矢口史靖

(C)2001フジテレビジョン/アルタミラピクチャーズ/東宝/電通