2012年11月25日、絶賛公開中の映画『終の信託』がオーストラリアで開かれている「第16回 Japan Film Festival」で上映されることとなり、はるばる日本から周防監督と草刈民代さんが招待されました。


オーストラリアはシドニーで開催されるこのイベント。日中は26℃とかなりの高気温の中、街中ではクリスマスムード満点の飾り付けという、日本人にはとても奇妙な光景が広がっていました。


映画祭の上映館はシドニーでも一際大きいシネコン「Event Cinemas」。


上映前に現地メディアの取材を受ける周防監督。この映画、オーストラリアの人には、法律のことも含め、日本とは違った意味で衝撃的な内容だったそうです。


シドニーは在住の日本人も多い土地ということもあり、映画館には日本人の方もたくさんいらっしゃっていました。


日本映画はめったに一般上映されることがないオーストラリア。だからこそなのか、会場は満員のお客様。ありがとうございます。ちなみにこの映画祭、シドニーでの12日間の開催期間中に12,000人ものお客さんが足を運んだそうです。


そして上映後に周防監督と草刈民代さんが登壇。


質問コーナーもあり、終始積極的な質問が飛び交っていました。監督も「日本とはまた違った質問が多く新鮮」と。


最後はマスコミ向けの写真撮影となったのですが…


いつの間にか、お客さんも交えての記念撮影会とサイン会に。日本ではありえない光景です。オーストラリアでも周防監督・草刈さんの人気振りが垣間見えたイベントでした。

大変お世話になった国際交流基金の遠藤さんをはじめ、映画祭のディレクターの許斐さん、中島さん、徳満さん、萩原さん、ありがとうございました。そして、この映画祭に来場して下さったオーストラリアの皆様、ありがとうございました。日本の皆様も映画はまだまだ上映が続くので是非劇場に足を運んで観てみて下さい!